→(1)の続きです。
(1)の最後で、運動音痴が改善するためには
①まず身体を解放して本来のつながりを取り戻す
②その運動に必要な身体の動きを段階的に会得する
という2段階のステップがある、と書きました。
では、それぞれについて解説しますね。
①は、ロルフィング®などのボディワークを受け、
ご自身の体感レベルで全身のつながりを感じ、
ボディイメージそのものを根本から変えることです。
自分が思っていたよりも実は動けることに気付くと、
それだけで運動への苦手意識はかなり減るはずです。
②は、①を通して動ける実感を得た身体を使って、
その運動で身体がどのように動かす必要があるのか
を細かく分析し、段階的に取り組んでいくことです。
これは、できるだけその運動の専門家や
ボディワーカーと共に取り組んだ方がよいですね。
私自身や前述したクライアントさん方のケースのように
①だけでもかなり変わるかと思います。
そこに②をプラスして、「できる」実感を得ながら、
着実にステップアップできれば、
『あれ? 私って運動音痴なんかじゃないじゃん!』
ということになると私は思うのです。
『運動音痴は過去の環境や体験で刷り込まれたもの』
と私は書きましたが、そうなってしまう背景には、
『そもそも身体本来の構造や動き方を教わる機会がほぼない』
現状も大きく関わっていると私は感じています。
身体の構造やラクな動き方を知る機会がないと、
育った環境やその人の身体の状態などによって
個人差が生まれます。
そんな中で、自分が思ったように動けない一方で
周りの同級生たちがスイスイできたりしたら、
それだけでかなり凹んでやる気を失いますよね。
実際私は何度もそういう経験をしています(^^;)。
もし、身体構造や動きについて理解している人が、
子供1人1人の状態をつかみとりながら、
必要に応じて施術を行い身体を解放したり、
段階的にわかりやすく指導する機会があれば、
運動音痴も運動への苦手意識もグンと減るのでは?
そんなことを思っている私です。
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ここまで読まれていかがでしたか?
あなたの運動音痴についての認識が
少しでも変わったなら嬉しいです(^^)。
そして、何か運動がしたくなった時は、
これまでの苦手意識を脇に置いて、
まず始めちゃいましょう!
ボディワークやしっかりした指導を
サポートに付けながら取り組むことで、
楽しく動ける自分を実感できるはずですよ♬
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