今日発声のレッスンにお越しになったクライアントさん。
前回のレッスンから心地よい時間が続いていらっしゃるとのこと。
「今までは『あと何日でレッスンだ』って数えてたんですけど、今回は『今日は行かなくてもいいかも♬』って思うくらいでしたw」
とおっしゃるくらいで、実際初めて来られた時よりも確実に身体の佇まいが穏やかになり、出てくる声にもラクさが出始めていました。
そして、冒頭の対話の中で、前回のレッスン前に少しギクシャクした会話になってしまった人と、数日前に話した時はとても会話がスムーズで楽しくできたことを思い出されました。
そんな中でふと取っていた姿勢をきっかけに始めた今日のレッスン。
ふと取っている姿勢が本当に自分に取ってラクかどうか。
姿勢の違いによって、身体の安定感や呼吸、更に声の出し方にどう影響が出るか。
そんなことを見つめながら、シンプルな動きを通して、足裏に『委ねる』ことを体感いただく時間となりました。
『委ねる』感覚が出てくることで、身体の上側(首・肩・背中・腰など)がいかに必要以上にがんばっているかが体感で感じられてきます。
そこから更にシンプルな動きを重ねていきます。
すると、更に『委ねる』感覚が育ち、これまで硬くしていたり凝っていたりしていた部位がふとラクになる瞬間が訪れます。
そのクライアントさんはあるワークが終わった後に思わずひと言。
「背中がずっと暗かったのに、パァッと明るくなった! 海が見える感じ♬」
その時の表情の明るさと声の力強さに、思わず私も笑顔になりました(^^)。
姿勢や歩きなどが変わり、呼吸もラクさが引き出されたところで、そんな自由な感覚の身体から出る声に身体の響きが伴っていることを感じていただき、レッスンは終了しました。
===================
声が小さいことに人知れず悩まれていたこの方。
確実にそのお悩みは気にならないくらいになり、ご自身の声が持つ可能性を味わい始めているようです。
そして、レッスンの最後にその方が声を出しながらふと
「幸せを感じます……」
とおっしゃったんです。
私はその言葉を聞いた時に、私の中で何かがシフトした感覚がしました。
『声の響きは自分の内側にある幸せを感じる入り口』
このことは自分自身での体感でも感じていますし、これまでのクライアントさんの声やお身体の状態、そして表情からも感じていましたが、これまでは恥ずかしさもあり、そういうことは明確に言葉にしたことはほとんどありませんでした。
ですが、クライアントさんからふと出たひと言に『こういうことをもっと伝えていこう』と背中を押していただいたのです。
去年から今年にかけて、発声についての身体からのアプローチ、更に発声を通した身体へのアプローチについて刻々変化しているのですが、また更に変化が進みそうな予感がしています。
そんな中で出逢ったクライアントさんとの時間、そしていただいた言葉。
まだまだ上手に表現し切れないところがありますが、つたないながらも、私が声や身体に関して感じていることなどをもっと素直に文字などで表現していこうと更に思いを強くした1日でした。
そんな気付きをくださったクライアントさんに心から感謝です!
============
Groove&Flowでは、
・ロルフィング®
・アーテム・トーヌス・トン(声と呼吸のレッスン)
・クラニオセイクラル・ワーク
といった施術やレッスンを通して、自由な身体と響きある身体を体感する中で、ささやかな幸せを感じていただくサポートをしております。
【メールレター配信中です!】
「あなたの声とカラダが響き出すメールレター」を配信しています。
声やカラダに関する情報をはじめ、メールレターならではの発信をしております。
ご登録・購読は無料です。
「おもしろかった!」「役立った!」と感じたら、はてブやツイート、「いいね!」などで応援いただけたらとても嬉しいです(^^)♬
コメントを残す