誰かとコミュニケーションを取る時や
何かに気持ちや思いを伝えようとする時に
言葉遣いや言葉のチョイスって大事ですよね。
これらがひとつズレると、
それだけで相手の反応が変わったり、
時に人間関係にも影響が出たり……。
言葉のチョイスや伝え方についての
ノウハウ本が最近増えていたりするのも、
私たちが言葉に繊細になっている現れかと思います。
私はクリエイター養成校で教務の仕事をしていた時、
学生さんのモチベーションを高めたりするために、
NGワードを設定するなどしていたことがありました。
今思えばけっこうストイックなことしてたなぁ〜、と(^^;)。
他にも、雑誌編集の仕事を経験したことで、
言葉のチョイスについて過去より敏感になった
と思います。
そんな経験を経ていることもあり、
今でも言葉遣いや言葉のチョイスが
コミュニケーションで大切な要素の
ひとつだと私は思っています。
なんですが!
今はそれらと同等、
むしろそれ以上に大切な要素がある
と感じています。
それは、
言葉を発している時の自分の状態
です。
細かくかみくだくと、
・声のトーン(硬さや響き)
・表情
・身振り手振り
・緊張の度合い
・上記の全てからかもしだされる雰囲気
といったところでしょうか。
そして、私はこれらを仮に
テクニック的に対処してみたとしても、
隠し切れずにダダ漏れになってしまう
と感じています(笑)。
対処は所詮対処。
どこか無理していますからね(^^;)。
あなたは、言葉遣いやチョイスが丁寧でも
どこか言っていることが響いてこない人と
話した経験はありませんか?
または、友達と話している時に、
こちらとしてはにこやかに話しているようで、
「ねぇ、今怒ってるでしょ?」
と心の内側を見透かされていたり(^^;)。
私はどちらもありますよ〜(笑)。
つまり、いくら言葉遣いがキチンとしていて、
言葉のチョイスが正しかったとしても、
外に伝わるのはその時の自分の状態なんですよね〜(^^;)。
ということは、そこがズレていたら、
相手には言葉の通りに伝わっていない可能性大です。
更に言うなら、
相手の言葉を受け取る時の自分の状態
も実に大事ですよね(^^)!
心と身体と声に一体感がある時、
人はとても自然体でイキイキしています。
そして、そういう時はコミュニケーションも
スムーズに進むと私は感じています。
言葉遣いが少々ガサツでも、
とても気持ちがいい人と出会ったこと
ってありませんか?
そういう人は心と身体と声に一致感があるなぁ、
と私は思うのです。
言葉遣いや言葉のチョイスは大切です。
伝え方を学んだりするのもよいことだと思います。
ですが、
『意外と私たちはどこかしら無理をしたり、
ラクだと思い込んだりしていることで、
本来の一体感を忘れがちではないかなぁ〜?』
『心・身体・声の一体感を忘れていることで、
本当の思いが伝わりづらくなっていたり、
受け取りづらくなっていたりしないかなぁ〜?』
と私は思うのです。
あなたはどう思われますか?
※「お前、今隠し事してない?」「うっ……(^^;)」なんて会話をしているのかも(笑)。
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