何か新しいことを始めたり、
悩みを解消したいと思ったりした時、
今はネットもあるおかげで、
世界中から様々な情報が得られますよね。
それは身体・声・心についても言えること。
声に関してだけでも、ここ10年程の間で、
ビジネスマンに向けた声の本が出たり、
日常の話し声に関する講座が開かれたり、
発声に関する情報も格段に増えています。
そういう情報を得たり講座に参加したりするのは
とても素晴らしいことです。
ですが、身体・声・心について得た情報から何か実践したり、
講座に通ったりする中で、こんなことってありませんか?
◯どこかに痛みを感じることがあるけど、そのままにしている
◯どこか違和感を覚えつつも「あの先生が言ってることだから」と続けている
◯疲れたりツラかったりしても、指定された回数や時間を守っている
もし、あなたがこれらに当てはまるようなら、
ふと立ち止まってみた方がよいかもしれません。
なぜなら、せっかく自分のために行っているのに、
一番大切な自分の感覚をどこかに閉じ込めて、
情報や先生の言っていることの方を優先している
可能性が高いからです。
自分の身体・声・心をよりよい状態にしたいのに、
自分の内側から発せられている痛みや違和感や
疲れやツラさをそのままにほおっておくと、
結局よくなるものもよくならないと思いませんか?
あくまでも主役はあなた自身です。
いくら素晴らしい先生が提唱していることでも、
自分の内側から痛みや違和感などが出てきたら、
しっかりそこをケアすることがとても大切です。
◯疑問点などを躊躇なく質問する
◯疲れたりしたら回数・時間に関わらず休む
◯他の誰かにとってすごい先生でも、違和感がぬぐえないなら止める
もしかしたら、情報や講座から得たものを
ズレて受け取っていることに気付いたり、
ラクになることに頑張り過ぎていたりする
自分に気付くかもしれません。
こういう気付きがあることで、身体も声も心も
本来の状態を取り戻す流れができるのだと
私は感じています。
私自身情報を得たり様々なことを学んだりする中で、
何度も違和感を無視して自分を更にツラくさせた
経験があります(^^;)。
正直、今でも時折やらかしてます(笑)。
だからこそ、このブログを読んでくださったり、
セッションを受けてくださったりする方にもぜひ、
自分の内側から出てきた違和感を大切にしていただきたい
と心から思い、今回記事として綴りました。
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