「声が出ない」というのは、声のお悩みの中でもご本人にとってかなりツラく深刻なものです。

中でも、喉が痛くないのに突然声が出なくなった時のショックはただならぬもので、実際になった人でないとわからないツラさがあります。

もしかしたら、今あなたが正にそういった状態であったり、周りにそういったお悩みをお持ちの方がいらして、このブログに辿り着いたかもしれませんね。

私自身、喉を痛めていない状態で声が突然出なくなった体験が数回あります。

そして、今は自らの体験などを経て生まれた「声の調律」のセッションを通して、現在はそういった体験や症状をお持ちの方にもセッションさせていただくことがあります。

そんな「声の調律師」の私が、喉が痛くないのに突然声が出なくなった状態にある方や、そういった経験をお持ちの方に向けて、ぜひ大切にしていただきたいと感じていることを今回は2回に渡って綴っていきます。

続けて読んでいただくと、こと声が出なくなった方を周りに持つ方にとっては理解が進むでしょう。

まず声帯を痛めているかを確認しましょう

喉が痛くないのに突然声が出なくなったら、まずその原因が何かをできるだけ早くハッキリさせた方がよいです。

というのは、本人が喉に痛みを感じないからといっても、物理的に声帯を痛めていることが原因で声が出なくなった可能性も十分ありえるからです。

なので、まずは耳鼻咽喉科に診てもらうことが大切なことです。

そして、実際に声帯に炎症やポリープがあることで声が出なくなっているとわかったら、原因も対策も明確です。

治療を受け、喉を休める。以上!

という感じです。

その上で、完治した後はその原因によってその後の予防策を講じればよい、ということになります。

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私の声が出なくなった体験①

私自身、2014年の夏前に(突然ではありませんでしたが)話している内に段々喉が痛くもないのに声が出なくなり、その後数日ほぼ完全に声を失った経験を持っています。

耳鼻咽喉科で診てもらったところ、左右の声帯がかなり腫れてしまっていて、完治まで1ヶ月以上かかってしまいました。当時既に現在の仕事をしていましたので、クライアントさん始め各方面に相当ご迷惑をかけてしまいました。

振り返ると、声が出なくなるまでの1ヶ月くらい、いつも以上に不規則な生活になっていて、喉を酷使する機会が続いていました。そして、喉を枯れやすくなっていたり、喉の辺りの緊張が抜けづらかったり、いくつかの予兆もあったのです。

その予兆を感じていながらも、自らへの過信も含めて十分にケアしなかったことが大いなる反省ですし、回復してからはこれまでよりも喉の状態を繊細に見つめるようになりました。

そして、クライアントさんの状態もより繊細に見つめることができるようになったので、結果的にはよい経験になったのですが、もう2度と同じような体験はしたくないです(^^;)。

なので、喉が痛くなくても声が出なくなったら、まずは声帯を痛めているかを確認しましょうね(^^)!

声帯を痛めていないのに声が出なくなるとは?

対して、声帯を痛めていないのに声が出ないという状態があります。

この状態は、医学的には失声症(しっせいしょう)と名付けられています。

Wikipediaによると、失声症は、

「主としてストレスや心的外傷などによる心因性の原因から、声を発することができなくなった状態」とあります。

このように定義されていますが、そのメカニズムは今だによくわかっていません。

一説には、ストレスやショックを受けて自律神経系が乱れることで、発声に関わる筋肉が適切に働かなくなって声が出なくなると言われており、自律神経失調症の症状のひとつともされています。

心療内科や精神科で失声症と診断された方は、心理療法・投薬・発声訓練のいずれか、もしくは複数の組み合わせによる治療を受けられるとのこと。

※ご専門の方、もし間違いなどあればご指摘くださいませ。

完治までの期間は様々なようですが、多くは1週間以内に元通りに声が出せるようになるそうです。ただ、中には1ヶ月以上の長期に渡って声が出ないという方、1度治っても再発する方、更には違う症状が現れることがあるということもあるそうです。

今回はここまでとします。続きは②へ。

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