私 菊池が提唱しているラクでしなやかな身体になるための捉え方「はじ⇔ハリ」。

この捉え方はとてもシンプルゆえ、体感していただくのが一番!

ということで、初めて「はじ⇔ハリ」をお伝えする時に取り上げるのがストレッチや伸びです。

ストレッチや伸びを取り上げるのにはしっかりした理由があります。それは、
◯ストレッチや伸びは我々が日常的によく行っている動作のひとつだから。
◯そんな日常的な動作の割に、なんとなく行っていたり、グイグイ伸ばし過ぎていたり、頑張り過ぎている傾向があるから。
です。

思い当たる節はありませんか?

まず、ここでストレッチや伸びにおける「はじ⇔ハリ」のポイントをまとめておきます。

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①まず、ストレッチしたい範囲を決めます。つまり、どこを「はじ」と「はじ」にするかを決めるということです。
※ストレッチや伸びの範囲によっては2ヶ所にとどまらない場合もありますが、まずは主要な2ヶ所を押さえておきましょう。

②ストレッチしたい「はじ」と「はじ」の間の関節などをゆるめます(縮めます)。

③「はじ」だけを意識して、呼吸しながら(ひと息で)「はじ」と「はじ」を対極の方向に向かわせて、その間の「ハリ」を感じます。

④「はじ⇔ハリ」は心地よさが最優先です。グイグイと引っ張ったり、痛みを感じたり、息を止めてしまうくらい緊張させたりした時は「やりすぎ」だと認識しましょう。

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今回は、2つの「はじ」がどこにも付いていない状態とします。
※もし、1つでも「はじ」が床や壁に付いている状態の場合については、②と③のポイントが変わってきます。この辺りについては、また別の記事にて説明することにします。

では、イラストも交えて説明していきましょう。

今回は、左右の指先を「はじ」として、その間にある腕〜胸といった胸部前面や腕全体を横方向にストレッチする範囲とします。これで前述ポイント①が決まりました。

そして、「はじ」とストレッチする範囲が決まったら、次はポイント②です。この場合は、両腕の指先の間にある関節(指の関節・手首・肘・肩関節)を全てゆるめます(縮めます)。【図1】のような感じです。

hajiharistretch1
【図1】

ここで関節がゆるんでいることが、後に「ハリ」をもたらす大きな要素になります。

「はじ」と「はじ」の間をゆるめたら(縮めたら)、③に移り、いよいよストレッチ(伸び)です。
意識するのは両方の指先(メインは中指)のみです。ゆるめていた(曲げていた)関節を伸ばそうという意識は不要です。指先から手の平を軽くピンと張るくらいにしてから、両サイドのどこかに届かせよう、もしくは両サイドにある何かに指先を触れさせたいという意識で指先を外側に向かわせます。【図2】を参照してください。

息はひと息です。吐く・吸うどちらでもOKです。吐きながら伸びる場合は吸いたくなったら腕を脱力させます(自然と息は入ってきます)。吸いながら伸びる場合は吐きたくなったら腕を脱力させます(自然と息は吐き出せますが、困難さを感じる場合はため息をつきながら腕を脱力します)。

ひと息が終わる手前か関節が伸び切る手前がやめ時です。輪ゴムがビヨーンと伸びるような感じで「ハリ」が作られていく過程が大切なので、グイグイ伸ばす必要はありません。

手の平が前側を向く感じがいちばんストレッチ感が強いと思いますが、お好みで手の平を上にしたり下ににしたり、裏返すとストレッチされる所に変化がでます。

hajiharistretch2
【図2】

いかがですか?

このストレッチは「はじ」の軌道の描き方でストレッチの効き方が変わります。

これまでは直線的に左右に指先を広げていきましたが、左右の指先から腕を弧を描くように動かすと、軌道が長くなる分左右の指先の間、特に胸の前面のストレッチ感が直線的に広げる時よりも明確になります。

この場合、「はじ」と「はじ」の間をゆるめる時(ポイント②)に、全ての関節を縮めながら胸の前で腕で小さな円を描くような感じにします。上から見ると【図3】のような感じです。

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【図3】

そして、ポイント③のストレッチの際は、指先をどこかに届かせようとしながら外側に弧を描くように広げていきます。【図4】のような感じです。平泳ぎの時の腕の動かし方に似ていますが、肘はできるだけ伸び切らないようにします。息は先程の例と同じようにひと息です。長く欲張ってグイグイやる必要はありません。大事なのは「はじ」と「はじ」の間の「ハリ」を楽しむことです。

hajiharistertch3
【図4】

実際にこの記事を読みながら実践されてみて、いかがでしたか?

文字とイラストでの説明ですが、④も含めたポイントを押さえながら実践していただければ、安全に無理なく、普段行っているストレッチや伸びとはひと味違う体感を得ていただけると思います。

「はじ⇔ハリ」の捉え方を用いたストレッチはセッションやレッスンに来られる方には必ずお伝えしていますし、「はじ⇔ハリ」の単独イベントも開催していますので、ぜひ「はじ⇔ハリ」を体感しにいらしてください(^^)!

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