去年ご縁をいただいた若手ギタリストさんからの紹介で、
プロデビューを目指しているヴォーカリストの男性が
先日「声の調律」のセッションを受けに来られました。
ギタリストさんが友人の彼に私のことを話してくれて、
2人がセッションルームに来てくれてお話ししたところ、
「ぜひ受けたいです!」ということになったんです。
ありがたいことです(^^)。
そんな彼の声の質感や表現力への探究心は実に素晴らしく、
初回からかなりディープなセッションとなりました(^^)。
そして、セッション中に彼からとある映像のことを
教えてもらったのです。
それはB’zの稲葉浩志さんがラウドネスの二井原実さんを
ゲストに迎えたヴォーカリスト対談の映像でした。
彼いわく、
「この映像を以前から何度も見ていたんですが、
菊池さんとお会いする前後でお2人のお話の
聞こえ方が全く変わったんですよ」
ということで、早速チェックしたのです。
そしたらこれが……、
すごい!! すごすぎます!!
金言&気付きの嵐です!!
ヴォーカリスト、特にハードロック系の方は必見です!!
第一線で長年活躍しているトップ・ヴォーカリストの
お2人が自らのバックグラウンドやデビュー前後の話、
デビュー後の様々なエピソードを赤裸々に語っていて、
ヴォーカリストでなくても十分楽しる内容です(^^)。
ですが、ハイトーンを多用しているロック系シンガーの
お2人が現場で体験した発声についての試行錯誤の過程や
ウォーミングアップなどのケアなどについての“生の声”は、
ヴォーカリストにとっては見る毎に新たな気付きを
得られるはずです。
※個人的にはホストを伊藤政則さんが務めているところもツボでした(^^)♬
ただ、28分過ぎに政則さんが
「筋肉だもんね〜、声帯って」
と発言されていますが間違っています(^^;)!
誤解されませんように。
※声帯自体は粘膜です。
他にも、声の質感などいくつかの話題については、
身体を楽器として捉えて身体の状態を整えて、
楽器としての“鳴り”をよくすることで、
音域による響き方の差分が少なくなったり、
ウォーミングアップやトレーニングで行うワークも
更に活きるのでは、と観ながら感じた次第です。
他にも、お2人の話し声やお話しする様子からも
いくつかの気付きをいただきました(^^)。
ぜひお2人と声談義をさせていただきたいです(^〇^)!!
以前観たジャーニーのドキュメンタリー映画などからも、
ハードロック系のヴォーカリストの過酷さは見知っていましたが、
今回お2人のリアルな体験談をたっぷり聞かせていただき、
「声の調律師」としてあらためて身体面からロック系の
ヴォーカルスタイルについて深堀りしようと決めた次第です(^^)。
声の世界の深さを感じることができるこの映像、
ぜひご覧いただき、感想などをコメントいただけたら
とても嬉しいです(^^)♬
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