今回は、最近イキイキとした身体についてしみじみと感じたことがあったので、シェアさせてもらいます。
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それは、お気に入りの公園の広い芝生の広場でのんびりとしていた時のこと。
少し離れたところで、小さな男の子がお母さんと遊んでいました。見ていたところ、まだその男の子は言葉を発してはいなかったのと背格好からして、2歳くらいでしょうか。
お母さんがフリスビーのようなディスクを男の子に向けて投げると、男の子は一目散に飛んできたそのディスクをつかみに向かいます。そして、ディスクをつかんだら、彼はお母さんに向けて思い切り投げ返します。
風も吹いたりしていますし、投げ方もよくわかっていなかったりするので、ディスクは思いもよらぬ方向に飛ぶことばかり。
ですが、彼はキャッキャとはしゃぎながら、何度も何度もディスクを取りに行き、またお母さんに向けて投げ返しました。
今度はお母さんが大きめのボールを彼に向けて蹴ります。すると、彼は全力でそのボールを追いかけて蹴ります。お母さんの方に蹴り返すこともあれば、あらぬ方向に蹴ることも。
でも、彼は「ワーッ!」など嬉々とした声を発しながらボールを追いかけ、何度も何度も蹴っては追いかけを飽きるまで繰り返していました。
その男の子が遊んでいる近くでは、飼い主とボールで遊んでいる子犬がいました。
飼い主の投げるボールを速攻で追いかけ、地面に落ちたボールを口でくわえたらすぐに飼い主の下に駆け寄る。飼い主のフェイントに一瞬駆け出してしまったりしながらも(笑)、ボールを見つけてはくわえ、尻尾をふりながら意気揚々と飼い主の下に戻っていっていました。
何度も、何度も。
※男の子や子犬の様子は見とれていて撮り忘れてしまったので(^^;)、お気に入りの公園で以前撮った1枚を。
気付くと、そんな男の子や子犬の様子にしばらく魅了され、思わずウキウキした気持ちにさせてもらっている自分がいました。
なんてイキイキとしているんだろう!!
男の子も子犬も、ただただボールやディスクを追いかけ、お母さんに向けて投げ返したり、蹴ったり、くわえて飼い主の下に戻ったりということの繰り返し。
その動きは常に全力で、全身をフルに活用していて、生命力にあふれていました。
もちろん、準備運動なんてしていませんし、手加減もありません!
きっと男の子も子犬も、無心だったはずです。
「そんなの当たり前でしょ?」
もしあなたが今そう思ったとしたら、私はこう尋ねたいのです。
「あなたは最近この男の子や子犬のようにイキイキと全身で動けていますか?」
と。
きっと男の子も子犬も、ボールなどで遊んでいる時でなくても、身体を動かす時は常に全身をフル活用しているはずです。そんな時にあれこれ考えてもないでしょうし、準備運動もしてないはずなんです。
一方で、大人になった私たちは、日常のふとした動きの時に筋を痛めてしまったり(^^;)、準備運動してからでないとスムーズに動けなかったりしていることが多くなっているという……。
私たちだって、男の子や子犬のような時期があったはずです。なのに、いつの間にそのイキイキした状態から遠のいてしまったんでしょうね〜。
加齢とか運動不足とかもあるでしょう(笑)。ケガなどをしたりしたことで、大人が子供と同じように動けなくなったりすることもあると思います。
ですが、そういったこと以上に、大人になるにつれ、自分の身体の動きに制限をかけている無意識の思い込みなどがあったりするんだろうなぁ、と彼らが全力で遊んでいる様子を見ていて感じたのです。
そして、
『私たち大人も、もっとイキイキと身体を動かせることを思い出そうよ!』
としみじみと感じたのです。
ロルフィング®のようなボディワークを受けると、いかに自分が知らず知らずに身体に制限をかけていたかに気付いたりできますし、自分が思っていたよりもはるかにラクにイキイキと身体が動かせることを思い出せたりするんです(^^)。
あなたも、もっとイキイキと身体を動かせることを思い出しませんか?
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