心や体の状態を現す「心の声」「体の声」という表現があります。
「内なる心の声に耳を傾けませんか?」
とか
「健康のためにも体の声を聞くことが大事です」
という表現に触れたことが、きっとあなたも1度はあるかと思います。
実際、自分を大切にするために「心の声」や「体の声」の状態に耳を傾けるようにしているかもしれませんね。
では、あなたは「もう1つの声」の状態にも耳を傾けていますか?
もう1つの声。
それは、あなたは実際に発している声です。
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以前書いた投稿(自分を大切にして自由になるためにキチンと耳を傾けたい「3つの声」)でも取り上げた時にも書いたのですが、私たちは、意識・無意識を問わず、
「音声(おんせい)」
「心声(しんせい)」
「体声(たいせい)」
の「3つの声」を常に発しています。
※これら3つの言葉は私が名付けた造語です。詳しくはこちらをご一読ください。
そして、これら「3つの声」は常につながっていて、分かれることがありません。
ですが、私たちは、これら「3つの声」をどこかバラバラに扱いがちではないかと私は感じています。
そして、「音声(実際に音として日頃私たちがコミュニケーションや表現のために用いている声)」が、「心声」や「体声」の状態とリンクしているという観点は意外と見落としがちではないでしょうか。
つまり、ここで私がお伝えしたいことは、
あなたが発している声には、あなたの心や身体の状態が丸出しですよ!
ということです。
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もちろん、声を聞いただけで、心や身体の状態が何もかも詳細にわかるわけではありません。
(そういうことがわかってしまう方もいらっしゃるようですが、私には今のところそこまでの力は持ち合わせていないので(^^;)、このまま進めます。)
ですが、私たちは日頃周りの人の声を聞いて、無意識の内にその人の状態を自然に汲み取っています。
例えば、電話で誰かと話していて「あれ、体調悪い?」とか「何かいいことあった?」なんていう会話になった経験が1度はありませんか?
また、仕事の電話を取って、取引先の人が名乗った瞬間に「あ、◯◯さん、怒ってるっぽいなぁ……。この前お会いした時に失礼なことでもあったかな?」なんて感じ取ったようなこともありませんか?
そのくらい、私たちは声から相手の心や身体の状態を汲み取っているんです。
にもかかわらず、肝心の自分が発している声に心や身体の状態が丸出しだということには意外と無自覚ではないでしょうか。
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「心の声」や「体の声」は比喩ですから、耳を傾けようとしても、今ひとつつかみづらかったりすることがあると思います。特に心については。
だからこそ、私は自分が発している実際の声に耳を傾けていくことが、心や身体の状態にも気付くよいきっかけになると感じています。
そして、「音声」「心声」「体声」の3つの調和を取っていくことで、自分自身が今よりも自由になるきっかけとなるとも感じています。
この機会に、心や体の状態とつながっているあなたが発している声の状態にぜひ耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
「声の調律」では、施術などのアプローチにより身体をひらいていくことで、あなたの中にある「素」の声を見つけていきます。そして、「音声」「心声」「体声」の3つの調和が取れ、響きある声がスムーズに出るように導いていきます。
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Groove&Flowでは、
・声の調律
・ロルフィング®
・アーテム・トーヌス・トン(声と呼吸のレッスン)
・クラニオセイクラル・ワーク
・「はじ⇔ハリ」
といった施術やレッスンなどを通して、あなたが全身をひとつの存在として捉え、身体も声もひらくサポートをしております。
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