【「深呼吸できない」「息がしづらい」とお悩みの方へ】

呼吸についてのお悩みの中で、
・深呼吸できない(呼吸が浅いと感じる)
・息がなかなか吸いづらい(吐きづらい)
というお悩みをお持ちの方は少なくありません。

実際、当ワークルームにお越しになる方にはそのようなお悩みを抱えた方がいらっしゃいます。

私は、そのようなお悩みをお持ちの方には、
「深呼吸しないでいいんですよ(^^)」
「深呼吸のことは忘れてしまいましょう!」
とまずお伝えしています。

すると、多くの方が「えっ?」と驚かれます。

驚くのも無理ありません。そういう方は、“深呼吸=よい呼吸”と思い込んでますから。

sinkokyu

深呼吸というのは、文字で見ると、“深”い“呼吸”ですから、確かに身体によい呼吸です。

ですが、実のところ深呼吸の“深”には一定の基準があるわけではなく、極めて定義があいまいというのが実情です。

さらに、人によって身体の状態は様々です。知らず知らずに身体に滞りなどが出ているがあったり、日々の出来事などによる不安やプレッシャーなど精神面も関係してきます。

そんなことに気付かずに、
『なんか息しづらいなぁ……』
『私の息はこのくらいのキャパなのかな』
と感じながら、なんとなくやりすごしていることがあったりします。

なのに、知らず知らずに“深呼吸=よい呼吸”と思い込んでしまい、
『深く呼吸しなきゃ』
なんて考えていたら、ますます自分の呼吸を不自由にするだけです。

なので、まず呼吸の「深さ」について忘れてしまうことです。

大切なのは、「深さ」よりも「ラクさ」です。

そのためには、身体がゆるまる実感を少しでも多く得ることです。自分の心身にある緊張に気付き、できるだけそれらを解き放つことです。

すると、その瞬間に心も身体も喜ぶ呼吸がやってきます。

例えば、お風呂や温泉に入った時に思わず、
「ゔぁぁぁぁぁ〜〜」
とうなり声にも似た声を出してしまいませんか? この瞬間の呼吸は、その人にとって本当の深呼吸のひとつだと言えるでしょう。

また、公園でベンチに座って上の写真のような景色を眺めていたら、自然とリラックスしてきて、気付けばその瞬間の呼吸もラクになり、深くなっていることに気付くでしょう。

朝一番とか夜眠たい時に思わず出る「あくび」の瞬間もそうです。

当ワークルームで施術を受けることで身体のラクさを体感することで、自然と呼吸もラクになっていきます。

そういった瞬間瞬間の身体の状態を味わうこと。そこから現れるラクな呼吸を体感すること。それができれば、呼吸についての悩みはかなり解消されることでしょう。

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Groove&Flowでは、
・声の調律
・ロルフィング®
・アーテム・トーヌス・トン(声と呼吸のレッスン)
・クラニオセイクラル・ワーク
・「はじ⇔ハリ」
といった施術やレッスンを通して、その人にとってラクで豊かな呼吸ができるようにサポートをしております。

施術・レッスンについてはこちらにてご覧いただけます。

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