【空間に適したボリュームで声を出してますか?】

例えば、カフェなどで話している時、
隣ですごい大きい声で話している方がいて、
自分達の会話が聞き取りづらいような経験を
あなたはしたことはありませんか?

私は何度もありますw。

特にお酒が入った場ならなおさら、
だと思います。

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携帯電話で話している人の声も、
けっこうこういうケースに当てはまる
ような印象も受けます。

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※聴力が弱くなっているなどの事情で、
自分の声のボリュームを認識しづらく
なっている方の可能性もありますので、
一概に断定はできないということは
補足させていただきます。

私のこれまでの経験からいうと、
そういう方は多くの場合、結果的に
“自分の会話に夢中になっていて、
場の空間や他者の存在に無関心な状態”
にあると思います。

言い換えると、
「カラダ<アタマ」なモードになっている
とも言えるのだと感じています。

そうなると、話が盛り上がれば自ずと
声のボリュームが上がります(^^;)。
そして、必要以上に上がっていくと、
周りの人の声すらかき消してしまう程
過度なボリュームになってしまいます。

ですが、当の本人は話に夢中ですから、
自分の声のボリュームなんてまったく
気にしてはいないでしょう。

私は、今いる空間に見合うボリュームで
必要以上のエネルギーを使うことなく、
自分も周りも心地よく会話することは
基本的に誰にも可能だと感じています。 

そして、そのために大切なのは、
・ラクでしなやかなカラダ
・ラクでゆったりとした呼吸
・オープンな知覚と空間認識
です。

あなたはこういうことを意識して、
声を使ったことがありますか?

声の状態⇔カラダの状態⇔あなたの状態
だと捉えると、自分の声やカラダに
新たな視点が生まれると思いませんか?

この関係性を見つめていくと、
自分のニュートラルな状態がつかみやすく
なるのではないかと私は感じています。

ラクなカラダで響きある声が出せれば、
声自体の出音が豊かですから、
意外とボリュームが大きくなくても
聞こえてきたりします。

こういう時に、
『私の声が聞こえづらいから……』
なんて落ち込む方がいますが、
周りがやかましい状況であれば、
そこまでご自分を責める必要はないと
思います。
※このことについてはまた別途
 記事を書く予定です。

場によっては、声の響きなどを吸収して、
とても声が通りづらいことがありますし、
音楽が大音量で鳴っている場合もあります。

実際に会話するシチュエーションでは、
いろんな要素が絡んできますので、
また別の投稿で取り上げますね。

ですが、まずは自分自身のカラダが
ラクな状態でいることが、
空間に適したボリュームで声を出す
ことにつながります。

そして、そういう発声であれば、
ムリに大きな声を出したりして、
喉に負担を与えるリスクも減るのです。

誰かの声の大きさも含めて、
自分にコントロールできない環境では、
まずはノドに負担がかかり過ぎないように
気をつけることが大切になると思います。
周りに飲まれない、ということですね。

あなたは、空間(場)に適したボリュームで
ラクに声を使えていますか?

ご自分の声とカラダについて見つめ直し、
ラクで響きある声を出すためのレッスンを
Groove&Flowでは提供しております。

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