女性の方の中には、周りの女性よりも
声が低いことに人知れずコンプレックスを
抱いて悩んでいる方がいらっしゃいます。
私が打ち合わせやプライベートの場などで、
初めてお会いする方に自己紹介をした途端、
「私、声が低いのが悩みなんです！
どうしたらいいですか？」
と初対面の女性の方からいきなり相談されたことは
1度2度ではありません。
声は毎日どこかしらの場面で使い、
その声を自身でも耳にするので、
自分の声にコンプレックスを抱いていると、
日々ストレスを抱えている状態だと言えます。
「声が低い」ことに悩まれている女性にとっては、
『この状態は何とかならないだろうか？』
という思いが心にずっとあるのではないでしょうか。
実際に、声が低いことに悩まれている女性が、
インターネットで私のことを見つけてくださり、
「この声の低さを変えることはできますか？」
というメールをくださったことをきっかけに
セッションを受けに来られたことがありました。
今から5年以上前のことで、当時40代の会社勤めを
されている方でした。（以下、Aさんとします）
正直、「声が低い」というお悩みをお持ちの方との
セッション経験が当時の私にはまだありませんでした。
ですが、どこかに糸口があるはずだという感覚があり、
私がこういうケースが初めてだと素直に伝えた上で、
「改善する可能性はあると感じています」とも伝え、
Aさんはその可能性に賭けて来てくださいました。
男女問わず、身長が高めな方は身体構造的に
地声が低めな傾向にあると言われていますが、
Aさんも女性としては高身長で170センチ程で、
体格も比較的がっちりしていました。
そんなAさんからお話をうかがったところ、
・声が低いのを気にするようになったのは、
小学生の頃に同級生の男の子から
「お前、女なのに声が低いよな」
と言われたことがきっかけなこと
・その後も、何かと周りから「声が低い」と
言われることがツラいこと
さらに、
・今では低い声がイヤで話すこと自体に臆病に
なっていること
といったことを率直に話してくださいました。
そして、このAさんのお話の内容や
話されている時のAさんの身体の状態から、
Aさんのお悩みが改善する糸口を見出し、
セッション終了時には、スタート時には
彼女から聞くことのなかった高めの声が
自然と出始めたのです（^^）。
その時のAさんの驚きと喜びに満ちた様子は
セッション当初とはまるで別人でした（^^）♬
実は、このセッションで声を出したのは
最後の約5分のみです。
では、そのセッションでは主に何をしたと思いますか？
→（２）に続きます！
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