アーテム・トーヌス・トン(声と呼吸のレッスン)

アーテム・トーヌス・トン(以下ATT)は、ドイツ人の身体・精神療法士マリア・ヘラー女史によって開発された、発声力・呼吸力をアップさせる、声と呼吸のレッスンです。

グループ単位でのお申込みによるグループレッスン、またはワークショップでの開催となります。

※現在、ATT個人レッスンは休止しております。個人で発声力・呼吸力アップについてご興味をお持ちの方は、新たにスタートしたセッション「声の調律」をご検討くださいませ。

「アーテム・トーヌス・トン」は、
・Atem(アーテム:呼吸、Sound)
・Tonus(トーヌス:緊張=身体のハリ、Tone)
・Ton(トン:音、Sound)

という3つのドイツ語からマリア女史がこのメソッドを表した造語です。

彼女は、呼吸療法など彼女自身が培ってきたキャリアをベースに、この3つのキーワードからなるメソッドとして築き上げました。

生きる上での基本となる呼吸(Atem)と身体が持っている筋肉のほどよい緊張=ハリ(Tonus)とのつながりが高まること。

それにより、ムリなくラクに全身を使い、その人本来の声を呼吸から音(Ton)として表現できるようになる状態を目指していきます。

そのため、まず発声の土台となる身体作りに時間をかけ、基礎発声と呼ばれるスキルを開拓していきます。

この呼吸法は、
歌や演劇などの芸術分野に携わる方
はもとより、
・教師・講師業
・販売・営業などを中心としたビジネスパーソン
・テレホンマーケティング系のお仕事をされている方
・人前で話す機会の多い方
さらには、
・カラオケを今よりも楽しみたい方
まで、年齢・性別・職業を問わず役立ちます。

基本となっているのは、日常での呼吸力の向上です。

また、受け続けることで、
・腰痛や膝、背中などの痛みが改善された
・体が軽くなった
・リラックスできるようになった
という声が聞かれることが多いのがATTのすばらしいところです。

そのため、
呼吸や自分の身体について理解を深めたいという方
・健康増進を目的とした
にもオススメです。

受けていただく上での予備知識は一切いりません。動きやすい服装をご準備いただきお越しいただくだけです。

 

《レッスンではどんなことをするの?》

ATTのレッスンでは、指導者が最初に身体の様々な動きをお見せして、受ける方がその様子を見てご自身で体現していただく、ということの連続が基本となります。

レッスンは、受講者の方のその時の様子や体調などを考慮しながら進行していきます。

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↑ATTレッスンの様子

例えば、受講者の方が舞台や声を使う大事な場面の直前であれば、そういう場面の準備となる内容を取り入れます。

身体をほぐすための施術を取り入れることもあります。

ATTの目的は、分野や年齢・性別を問わず、その方が持つ発声のポテンシャルを引き出すことにあります。

そのため、ATTを実践していただくことで、話し声・歌声など、声を使うあらゆる場面でラクに声が出せるようになることを実感していただけるでしょう。

ATTのレッスンでは、専門分野に特化したヴォイス・トレーニングでよく行われる、音階練習や滑舌練習などのようなことは基本的には行いません。

その代わり、安定して正確な音程を出すことや響きある状態で相手に届く適切な音が発声できるための身体面からのサポートを行います。

ロルファー™でもある菊池の見解としては、ATTもボディワークのひとつだと捉えており、実際ロルフィング®を受けてくださった方がご自身のコンディション向上のためのワークとしてもオススメしております。

◯グループレッスン(3名以上)
3名以上のグループ単位でのお申込みとなります。
詳細についてはお問い合わせください。

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